イベントの秋に向けて〜ボランティア再考

 
 
 

久々のブログ再開でございます。ご無沙汰しておりました。
前に更新したのが約5ヶ月前になるということで、
そろそろ動かなければ凍結してしまうと重い腰を上げることにしました。

何をしていたんだと聞かれると、特に変わったことはなかったのですが、
段々と忙しくなって更新が滞っている内に、ブログから気持ちが遠ざかっていたというのが
正直なところです。継続するのって難しいですね。
いやほんと毎日のように更新しているブロガーさんはすごいです。

さて、お題は何にしようか迷っていましたが、リアルの活動の方で携わっていた
「ボランティア」が書きやすいかなということで、筆ならしがてらいってみます。

なぜあの人はボランティアをするのだろう?
NPO・ボランティアのコミュニティに普段から出入りしていると、
どこにでも顔を出す、非常に活動的なスーパーマン/ウーマンを見かけます。
彼らを見ていつも疑問に思っていたのが、どうしてあの人はあんなに頑張れるんだろう
いったい何があの人を動かしているんだろうということです。
もちろん大抵は生活に余裕があり、自分や身近な人以外のことを考えられるくらい
満たされていることが前提としてあるでしょう。
でもやはり、その情熱はどこから湧いてくるのか、どんな動機でボランティアを続けているのか
ということにずっと興味を持っていました。

一つには、以前こちらのエントリーでも書きましたが、放っておけない課題に「知ってしまった」、
「気づいてしまった」ということがあると思います。

現状や課題に気づいた人の持つ、なんとかしなくてはならないという思いは
もの凄いエネルギーとなります。多数の人は何とも思わず過ごしている問題ならば
自分が動かなければ変わらないからです。
NPO活動は、そういった社会の溝を埋める活動だともいえます。
多くの人に認知され、行政の課題として制度や施策で支援されればよいですが、
そうならずに埋もれている問題・課題はまだたくさんあります。
かつてDVは「夫婦喧嘩」、虐待は「しつけ」と多くの人が言っていたように
気づいた人が声をあげて行動することから、社会に問題が認識されるきっかけになります。
このように、継続的に、情熱的にボランティアをするのは、
このままではいけない、何かがおかしいと気づいているというのが一つの理由だと考えます。

もう一つの理由はとても単純です。
それは、一言でいってしまえば、「楽しいから」です。
ボランティアでは普段の生活では出会えない人と知り合えます。
会社や家族、同年代の友人との関係に縛られたエリアから外に出ることは
自分の周囲の世界がすべてじゃないんだと気づき、視野を広げるきっかけになります。
私自身もボランティアを通じた魅力的な方々との出会いに衝撃を受けました。
かつてボランティアと言えば、自己犠牲的な奉仕活動というイメージが強かったそうですが、
いまの若者は「人と人とのつながり」「コミュニケーション」「学び合い」を求めて
活動に参加しているそうです。
どれだけ必要性を感じていてもやっぱり楽しくなければ続けられないでしょうし、
人との出会いやつながりを糧に活動していくというのはとても大事なことだと思います。

と書いていて、真面目か!とツッコミを入れたくなってきましたが、
ブログを休んでいる間、そんなことを考えながら、活動にいそしんだりしていました。

これからもマイペースではありますが、更新をしていく意気込みでおりますので
読んでくださるとうれしいです。ではでは。