就活をふりかえって1

春の日和が感じられるこの頃、睡魔と花粉症と闘いながらデスクワークに励んでいます。

さて、2年前の今頃は、就活生としてリクルートスーツに身をつつみ、西へ東へ毎日走り回っていました。
就活をめぐってはさまざまなうわさが流れていますが、ここではあくまでイチ経験者として(アドバイスというとおこがましいですが)もってるモンを吐き出したいと思います。

<特に以下のキーワードで就活してる人>
メーカー、事務職、中小企業、優良ニッチ、自動車関連

①その会社で働く姿、イメージできますか?

「就活のスタートって?」「リクナビ・マイナビに登録することだよ。」

就活サイトの台頭やSNSの広がりにより、現代就活生は、より多くの会社のことを知る機会に恵まれました。

しかし、採用の現場では、大企業への志望者集中や100社受けても内定が出ないなどの人材のミスマッチングが起きています。なぜでしょう?

思うに、学生の側が、はじめから「ここなら私の働く姿が想像できる」という身の丈に合った企業を探さないからです。事務職数名の募集に何百人・何千人の学生が殺到するのが当たり前の世界です。しかも、その数名はあらかじめコネ等で決まっていることもあります。(実際に企業関係者から聞いた話です。)こんな無駄なことにエネルギーを使っても、精神を病むだけです。

では、どうやったら自分に合う企業を見つけられるのでしょうか?もちろん正解はありませんが、私の試した方法を書いていきます。

・『会社図鑑』を読む
  →業界の雰囲気がざっくりつかめます。

・身の回りを見渡す
  →その商品にはどんな会社が関わってますか?

・四季報を買う
  →名前やブランドだけで会社を選ばないために。辞書代   わりに使います。

・合同説明会に足を運ぶ
  →通っている大学の開催するものであれば行って損はな   し。その大学の学生がほしい会社が集まっています。

・身近なビジネスマンに話を聞く
  →大学の先輩でも親戚のおじさんでも。会社のことは会   社員がよく知っている。

・特許や国・県のものづくり表彰を調べる
  →中小優良メーカーを探している人向けですが。

う〜ん、書き出してみると当たり前のことが多いですね。

就活をしているときは、企業との出会いで視野が広がっていくのが楽しかったです。
メーカー志望だったので、技術のことを調べたり、説明会の後に工場見学させてもらえるのも醍醐味でした。

就活生のみなさんが、いい企業に出会えることを願っています。

②志望動機の書き方
③面接は背伸びしない
と続けようとしましたが、長くなるので次回にまわします。