ブログ初心者が大先輩ブロガーから学ぶ

 
 
 

ブロガー大先輩方のブログ論が熱いです。

新米ブロガーの私にとって、示唆に富む記事でした。

 

デマこいてんじゃねえ!:文章を「書ける人」と「書けない人」のちがい

http://d.hatena.ne.jp/Rootport/touch/20130505/1367763730

シロクマの屑篭:ブログを更新するほど、思考が豊かになっていくーーインプット手段としてのブログについて

http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/touch/20130506/p1

読んでみると、お二人とも似ていることをおっしゃているのが分かります。

でも実際のブログはアウトプットであると同時にインプットでもある。ブログを書くこと・ブログ記事をまとめることで、自分自身の思考が言語化されていく。『シロクマの屑篭』

文章を書くという仕事は、ゼロを1にする作業だと思われがちだ。

小説や脚本、ゲームシナリオなどの創造的な文章ならばなおさらだ。しかし実際には、文章を書くというのは100を1にする作業だ。文章を書けるかどうかは、このことに気づけるかどうかだと思う。『デマこいてんじゃねえ!』

文章を書くためには、大量のインプットが必要なのだということですね。

なるほど腑に落ちたと言うか、最近ブログを書き始めて悩んでいたことを

解決する糸口になりそうな気がしました。

ちなみにその悩みというのは、以下の2つです。


①表現が浅くなってしまうこと


頭の中ではもっと深いことを伝えたかったはずのに、
言語化すると何だか薄っぺらい表現になってしまうことです。
絵を描くときに、イメージをうまく形にできないことってありますよね。
「あれ?こんなの描きたかったんじゃないのに」というもやもや感。あれと同じ感覚です。
私の場合、文章を書くときには、はじめに頭の中にあることをひたすらメモします。
これらはいわば料理の具材であり、このメモをもとに文章を調理していきます。
しかし、具材をみれば魅力的だと思っていたのに、いざ仕上がった料理はいまいち…ということが多々あります。

②論理にこだわるあまり、中身がなくなってしまうこと


学校で作文・論文の書き方を教わるとき耳がいたくなるほど言われるのが、
「はじめにアウトラインを決めなさい」ということ。

確かに、アウトラインという論理の枠に沿って書くというのは、
意見を誰にでも分かるように伝えるための作法として大事なことだと思います。
しかし、分かりやすいアウトラインにこだわると、説明的でまわりくどい書き方をしなければならなくなります。
例えばAという意見を言うために「意見A→根拠→具体例→結論」というように、

いちいち説明することになり、肝心の中身がスカスカになってしまいます。
学校の作文なら文字数かせぎになっていいかもしれませんが、
ブログで毎回書くのは正直面倒です。

 

まず①について、そもそも上手く表現できなくて当たり前だということですね。

シロクマ先生の言うように「アマチュアのブログなんて、チラシの裏のようなもの」

なのですから、プロの書くような洗練された表現ができる訳がありまん。

だからこそ、ブログの「一人で考えなくてもいい」という強みを活かして、

まず更新してしまう。そうすれば、他のブロガーさんの思考と合わさって、

深いところまで到達できるかもしれません。

 

次に②について、シロクマ先生はこう言います。

ときに、ブログ記事がうまくまとまりきれないまま・不明瞭なまま記事をアップロードし てしまうこともある。でも、それだってそんなに悪いことではない。2000字ぐらいのまとまったものをつくろうとすると、自分のなかで思考が整理されない ままになっているモヤモヤが、案外と可視化されることがある。自分のなかのモヤモヤや不明瞭を発見できるのも、ひとつの獲得には違いなく、そういう問題は 後でゆっくり消化することにすればいい。

 そうか、ブログの文章は、少しくらい論理ががぼやけていても、そのままアップしてしまえばいいんですね。きちんとまとまってから書こうとすると、はじめにアウトラインを決めて書くことになるかと思います。しかし、ブログでは、書きながらぼんやりと言いたいことが見えてくる、整理されてくることもあって良いわけです。

ですので、へんに身構えず、まずは気軽に書いてみようと思いました。

 

ブログをはじめてから色々なブロガーさんの文章を読むようになりました。

みなさんのブログに刺激を受けつつ、これからも鍛錬していきたいです。